医療保険に加入していれば、ケガや病気で入院・手術をした場合に給付金が支給されます。
万が一のリスクに備えられて安心ですが、「一度使った医療保険は何回も使えるのだろうか」とお悩みの方も多いでしょう。
この記事では「医療保険を何回でも使えるか」「医療保険と入院費の180日ルールの違い」などを解説します。
記事の最後には保険のプロへの相談についてもご紹介しますので、ぜひ本記事を参考に最適な医療保険を選びましょう。
医療保険を何回使用しても、保険料に影響はない?
一度医療保険を使ってしまうと、保険料が上がってしまうのではないかと心配している方も多いでしょう。
しかし、医療保険は何回利用しても保険料が上がることはありません。
例えば定期タイプの医療保険は、更新の度に保険料が再計算されます。
更新時点の年齢で計算されるため保険料が上がることはありますが、過去に医療保険を使ったことが理由で保険料が上がることはありません。
「医療保険を使ったら保険料が上がるから使わない方が良い」ということはないため、安心してご利用ください。
自動車保険は事故による支払いで保険料が上がる
医療保険とは違い、自動車保険の場合は保険を使うことで保険料が上がる場合があります。
なぜなら、自動車保険は保険料を計算する際に「事故を引き起こすリスク」を考慮しているためです。
過去に事故を起こして自動車保険を使っている場合、今後も事故を起こす可能性が通常よりも高いと考えられます。
そのため、更新時に保険料が引き上げられるという仕組みになっています。
医療保険と入院費の180日ルールの違いに注意
一度利用した医療保険は再度使うことができますが、再入院する場合は「180日ルール」が適用されます。
180日ルールを把握していないと再入院時に思わぬ出費となるリスクがあるため、事前に理解しておくことが大切です。
ここでは、医療保険の180日ルールの内容と勘違いされやすい入院費の180日ルールについて解説します。
医療保険の180日ルールとは
医療保険の180日ルールとは、退院から180日以内に同じ病気を原因として再入院した場合、前回の入院と合わせて1回の入院と判断するルール>のことです。
通常、医療保険の入院給付金は1回の入院当たりの支払限度日数が決められており、限度日数を超えた入院については給付金を支払われません。
つまり最初の入院で支払限度日数を超えてしまい、180日以内に再入院した場合は再入院時の給付金を受け取れなくなるという仕組みです。
一方で、退院日の翌日から180日が経過した後の再入院は別入院とみなされ、180日ルールは適用されません。
また、180日以内の再入院であっても、再入院の原因が違う病気であれば入院給付金は支払われます。
入院費の180日ルールを理解
医療保険の180日ルールと勘違いされやすいものとして「入院費の180日ルール」があります。
入院費の180日ルールとは、入院日数が180日を超えた場合に入院基本料の15%が徴収されるという仕組みのことです。
入院費の180日ルールは、入院の必要性が低いものの患者側の事情によって長期入院している人への対応として設けられているルールです。
患者の都合で長期入院するようなケースを防ぐためのルールであるため、入院の必要性が高い患者には適用されません。
何回でも使える?一度使用した場合の変更点を把握
「医療保険は何回でも使えるのだろうか」とお悩みの方も多いでしょう。
原則として何回でも使える医療保険について、一度使った場合の変更点を把握しておくことが大切です。
ここでは、医療保険を一度使用した場合の変更点について解説します。
給付・保障内容の変化を保障別に解説
医療保険を一度使った場合でも、保障内容は変化しません。
入院給付金・手術給付金ともに、一度受け取っていても何回でも受け取ることができます。
ただし前述の通り、入院給付金には180日ルールがあり、同じ病気で180日以内に再入院した場合は1回の入院とみなされます。
また、手術給付金の場合も入院給付金と同様のルールがあり、同じ病気で60日以内に2回手術した場合は1回分しか支払われません。
医療保険を契約する際には、入院給付金・手術給付金のルールをよく確認しておきましょう。
保険料への影響はない?むしろ免除になることも
前述の通り、一度医療保険を使用した場合でも保険料が上がることはありません。
むしろ、医療保険を契約する際に「保険料払込免除特約」などを契約していれば、以降の保険料が免除になるケースもあります。
保険料払込免除特約とは、保険会社が定める所定の状態になったときに以降の保険料払込が免除される特約です。
三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)や要介護状態などに該当する場合、特約を契約していれば保険料の支払いが免除されます。
保険期間の影響!更新時に影響は出る?
医療保険を一度使っても保険期間にまったく影響はありません。
途中で給付金を受け取っていても、保険期間が短縮されるようなことはないためご安心ください。
また、定期タイプの医療保険の場合は満期を迎えると更新することになります。
過去に医療保険で給付金を受け取ったからといって更新が断られることもないです。
このように、医療保険は一度使用しても保障内容や保険料、保険期間が変わることはありません。
180日ルールなどを除き、基本的には何回でも使えるため、安心して医療保険を利用しましょう。
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医療保険は何回使えるかに関する記事まとめ
医療保険は一度使っても保障内容や保険料、保険期間が変化せず、「何回でも使える保険商品」です。
ただし180日ルールなどで支払い限度日数を超えてしまう可能性があるため、保険加入前にきちんと確認しておく必要があります。
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