40代は医療保険への加入が必要!つけるべき保障や選び方、おすすめを紹介

40代は医療保険加入が必須!選び方のポイントやおすすめを紹介

医療保険

40代では仕事で重責を担ったり、子どもが受験を迎えたりと、公私ともに忙しさを感じる方も多いのではないでしょうか。

同時に40代は、疲れや不調などの体の衰えを感じ始める時期でもあります。

「余裕ができたら、医療保険を検討しよう」と考えている40代の方もいらっしゃるのでは。

しかし医療保険は、男性女性問わず40代の方が、今すぐ加入する必要がある保険といえます。

そこでこの記事では、40代の方がなぜ医療保険の加入が必要かを説明します。

また40代の医療保険の選び方やおすすめの商品もご紹介。

ご自身がどんな医療保険に加入したら良いのかわからないという40代の方は、ぜひ参考にしてください。

高橋朋成

年金アドバイザー / EQプロファイラー / 2級ファイナンシャルプランニング技能士

この記事の監修担当者:株式会社クロックアップ 代表取締役 高橋朋成

20年以上にわたり外資系生保や損保系生保などで、販売現場での営業スタッフの採用や実践を活かした生保販売や育成手法に携わった経験を損保代理店向けに特化してアレンジし2013年に株式会社クロックアップを設立。

業務内容は損保代理店の
専属コンシェルジュとして
① 保険営業職の人材紹介、マッチングサポート
② 損保営業マン向け生保クロスセル研修
③ 代理店M&Aマッチングサポート等
を行っている。

40代が医療保険に加入する必要性はとても高い

40代が今すぐ医療保険に加入すべき3つの理由

「仕事が落ち着いたら、医療保険を検討しよう。」

このように、医療保険の検討を先延ばしにしている40代の方も多いのではないでしょうか。

しかし40代の方は、今すぐ医療保険に加入する必要があるのです。

そこでここからは、40代の方にとっての医療保険の必要性を解説します。

また20代〜30代の方に医療保険に加入した現在40代の方も、今一度保障内容の見直しが必要です。

40代の今、改めて医療保険について考え直してみましょう。

40代以降は病気になるリスクが急激に高まる

40代以降は病気になるリスクが急激に高まる

「40代になって、30代の頃よりも体の不調を感じるようになった」という方も多いのではないでしょうか。

実は40代になると、生活習慣病やがんになるリスクが急激に高まります。国立がん研究センターの「最新がん統計」によると、40代でがんになる確率は30代以下の3〜4倍。

女性の場合、乳がんになる確率は40代後半〜50代前半がピークになります。

その他、40代では男性女性ともに心筋梗塞や脳卒中といった、いわゆる「三大成人病」といわれる生活習慣病リスクも高い傾向にあります。

このように、生活習慣病やがんが身近な病気となりつつある40代にとって、医療保険は一刻も早く加入したい保険といえるでしょう。

また、医療保険に加入したくても、健康状態によっては保険料が高くなったり、保険に加入できなかったりする場合があります。

例えば、以下の条件に当てはまる場合、保険料が高くなったり、特定の部位・疾病が不担保となる恐れも。

  • 過去2年以内に、健康診断や人間ドックで異常を指摘された項目がある
  • BMIが基準値を超えている

40代は、病気になるリスクが急激に高まる世代

40代の方は、健康なうちに早めに医療保険に加入しましょう。

40代で病気になると家計への影響は絶大

40代で病気になると家計への影響は絶大

40代は、教育費や住宅ローンなどの出費がかさむ時期。

そんな40代の方がけがや病気になり入院が必要になる場合、以下の費用を支払わなければなりません。

  • 治療費
  • 差額ベッド代
  • 食費
  • 日用品
  • 通院にかかる交通費(見舞いに来る家族の交通費を含む)

一部の入院費は、国民健康保険や健康保険、高額療養費制度などの公的保障でカバーできます。

しかし公的保障では、全ての入院費をカバーできません。

カバーできない部分は、自己負担になります。

生命保険文化センターが実施した「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、1日あたり自己負担する入院費の平均額は23,300円

調査対象には「公的保障を利用した後の自己負担額」も含まれています。

そのうえ40代の入院費の自己負担額は、他の世代と比較して高額になりやすいと言われています。

年代 自己負担額の平均(円)
20代 18,447
30代 23,546
40代 27,712
50代 22,957
60代 21,366

※「令和元年度 生活保障に関する調査」をもとに作成

40代は支出が多いうえに、入院費が高額になりがち。

40代で病気になると、家計へのダメージは絶大といえます。

また入院すると働けなくなるため、収入が減ってしまう恐れも。

家族を養っている方はもちろん、専業主婦(主夫)や独身の方にとっても、入院は心身ともに大きな負担となります。

40代の方は医療保険に加入し、万が一のときに入院費による生活への影響を最小限に抑えられるよう、備えておきましょう。

男女別月額保険料の平均はいくら?

下記で詳しく解説しますが、40代の医療保険加入率はとても高いです。

40代の方の中には、「参考までにほかの人たちが、医療保険料を毎月いくら払ってるのか知りたい」という方も多いはず。

そのため、月額の保険料の相場もご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

男性 女性
40代 4,038円 4,911円

40代の月々医療保険にかけている平均額は、3000円~5000円が相場です。

女性のほうが男性よりも平均保険料が高い、ということがわかります。

これは、40代以上になると女性特有の病気を発症する確率が高まるからだと考えられます。

40代の医療保険への加入率

40代の医療保険への加入率

データを見ても、40代の方の医療保険の必要性は高いと言えます。

まずは、40代の方の医療保険への加入率を見てみましょう。

性別 男性 女性
加入率 77.7% 81.9%

生命保険文化センター 令和元年度 生活保障に関する調査より 疾病入院給付金の有無を参考

データによると、なんと40代で8割近くの人が医療保険に加入していることがわかります。

これだけ多くの人が、医療保険を必要としているというわけです。

ここまでに紹介した加入すべき理由とあわせて、やはり40代の方ならすぐに医療保険への加入を検討すべきでしょう。

若い頃に加入した医療保険では保障が十分ではない恐れも

>若い頃に加入した>医療保険では保障が十分ではない恐れも

20代や30代の頃に医療保険に加入した40代の方は、当時加入した医療保険の保障内容を今一度見直しましょう。

10〜20年前と現在では、医療事情は大きく変化しています。

したがって、昔加入した医療保険では、40代の自分には保障が不十分な場合もあるでしょう。

また「保険に関する知識が不十分なまま、とりあえず医療保険に加入してしまった」という40代の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

せっかく医療保険に加入していても、万が一のときに役に立たなければもったいないですよね。

若い頃に医療保険に加入した40代の方は保障内容を確認し、必要に応じて保険の見直しや新しい医療保険への加入を検討しましょう。

医療保険を選ぶときに注意したいポイントを確認

医療保険を選ぶときに注意したいポイント

医療保険には、入院給付金や支払い限度日数など自由に選べる項目があります

しかし、これらの項目の選び方がわからない方も多いのではないでしょうか。

選び方によっては保障が不十分だったり、むしろ不要な保険料を支払ったりする恐れも。

そこで40代の方が医療保険に加入するときに、注意したいポイントを3つご紹介します。

すでに医療保険に加入している40代の方も、保障内容が3つのポイントを満たしているか見直してくださいね。

個室に入院したいなら入院給付金額は10,000円以上を選択する

個室に入院したいなら入院給付金額は10,000円以上を選択する

入院給付金とは、病気やけがの治療で入院したときに支給される給付金のことです。

通常、医療保険に加入する際、入院1日あたりの入院給付金の金額を3,000円・5,000円・10,000円などから選択できます。

ただし、入院給付金の金額が高いほど保険料も値上がりします。

したがって、入院したら給付金がいくら必要になるかを把握したうえで、入院給付金の金額を選択しましょう。

例えば、個室に入院したい場合は、入金給付金は10,000円以上が理想的です。

一方で、「個室ではなく大部屋でかまわない」という場合は、入院給付金は5,000円で十分です。

支払い限度日数は60日以上を選択する

支払い限度日数は60日以上を選択する

支払い限度日数とは、1回あたりの入院で入院給付金が支払われる上限日数のこと

医療保険に加入する際は、支払い限度日数を60日・90日・180日などから選択できます。

一般に、支払い限度日数が長くなるほど保険料が高くなります。

保険料をおさえたい40代の方は、最低限必要な日数を設定しましょう。

厚生労働省の「平成29年 患者調査」によると、平均入院日数は29.3日とされています。

これを考慮すると、基本的な保障としては、支払い限度日数は60日あれば十分でしょう。

「終身型」で生涯の保険料を抑えて

「終身型」で生涯の保険料を抑えて

医療保険には、終身型と定期型の2種類があります。

終身型は、保障期間が一生涯にわたる保険

終身型の場合、保険料は加入時のまま値上がりしません。

その一方で、定期型とは保障期間が5年、10年と定められた保険のこと。保障期間が満了するときに保険を更新すると、同じ保障内容で加入を継続できます。

ただし保険料は更新時の年齢で再計算されるため、更新のたびに保険料が高くなります。

40代の方には、終身型の医療保険への加入がおすすめ

保険料は、加入時の年齢や健康状態によって計算されます。

健康な40代のうちに終身型の医療保険に加入し、比較的安い保険料で一生涯の保障を準備しましょう

一方で40代時点の保険料で比較すると、終身型の医療保険は、定期型よりも高額になる可能性があります。

しかし生涯にわたって払い込む保険料は、定期型よりも終身型の方が安くなる場合がほどんどです。

医療保険は積立型ではなく、掛け捨て型の保険

病気やけがにならなければ、払い込んだ保険料は戻りません。

40代で医療保険に加入するなら、終身型の医療保険がおすすめです。

40代が付加したい保障特約

40代が付加したい保障特約

女性・男性、既婚・独身に関わらず、全ての40代にとって医療保険は必要不可欠なもの。

病気のリスクが高まる40代の方は、医療保険にさらに特約を付加して、より保障を手厚くしましょう。

ここでは、40代の方が医療保険に付加しておくと安心できる保障を3つご紹介します。

  • 先進医療特約
  • 女性疾病特約
  • がん特約

先進医療に対する保障「先進医療特約」

先進医療に対する保障「先進医療特約」

年代に関わらず、医療保険に加入する全ての方が必ず付加すべきなのが、先進医療を保障の対象とする「先進医療特約」

実は、この特約を付けておかないと、保障内容に大きな穴が開いた状態で医療保険に加入することになってしまうのです。

というのも、通常の医療保険では、先進医療という特殊な治療に対しての保障は一切付きません

しかし、先進医療特約をつけておけば、先進医療を含めてほとんどすべての治療に保障を付けられるのです。

また、先進医療特約の保険料の相場は、月額100円程度

医療保険に先進医療保険特約を付加しても、月々の保険料はそれほど高くなりません。

医療保険に加入する40代の方は、先進医療特約を必ず付加しましょう。

先進医療特約について、更に踏み込んだ話や関連した情報が気になる方は、ぜひ下記の記事をご覧になってください。

がん保険や医療保険に先進医療特約は必要?費用や確率などの実際の話

女性特有の疾病を保障する「女性疾病特約」

女性特有の疾病を保障する「女性疾病特約」

40代は、女性特有の病気を発症する確率が高まる時期でもあります。

そこで女性特有の疾病に対する保障を上乗せできる「女性疾病特約」医療保険に付加しましょう。

医療保険に女性疾病特約を付加しておくと、女性特有の病気で入院した際に、基本の保障に上乗せして入院給付金が受け取れます

女性特有の病気とは、例えば以下のようなもの。

  • 乳がん
  • 子宮がん
  • 子宮筋腫
  • 卵巣嚢腫

特に乳がんや子宮がん、子宮筋腫などは、40代以降で発症する確率が急激に高まります

万が一のときに治療に専念できるよう、40代の女性は医療保険に女性疾病特約を付加してくださいね。

がんに対する保障「がん特約」

がんに対する保障「がん特約」

40代の方にとって、がんになるリスクは他人事ではありません。

がんになる確率は、男性・女性ともに40代以降に高まります

医療保険にがん特約を付加すると、がんへの保障を手厚くできますよ。

がん特約では、がんと診断された際に一時金が支給されたり、入院給付金が上乗せして支給されたりします

また、がんのリスクに備えるには、がん保険」に加入する方法も。

しかしがん保険は、がん以外の病気に対する保障がありません

したがって、がん保険に加入する場合、医療保険にも加入する必要があります。

ただ、2つの保険に加入すると、保険料が割高になってしまう恐れも。

保険料を無理なく支払えるのであれば、医療保険・がん保険の両方に加入するのも選択肢の1つです。

一方で保険料をおさえながら、がんの保障を手厚くしたいという40代の方は、医療保険にがん特約を付加するのがおすすめ。

家計や貯蓄の状況に応じて、「医療保険とがん保険の両方に加入」「医療保険にがん特約を付加する」のどちらかを選んでくださいね。

40代の男性・女性におすすめの医療保険!

40代におすすめの医療保険を厳選して紹介!

ここからは、人気医療保険から、40代におすすめの医療保険を厳選してご紹介します。

いずれもインターネットからの手続きで申し込みが完結する保険

忙しい40代の方でも、隙間時間に自分のペースで設計したり、保険料をシミュレーションしたりできます。

保険料や保障内容を確認して、自分にぴったりのプランを検討してくださいね。

チューリッヒ生命「終身医療保険 プレミアム DX(Lady)」

女性の終身医療保険プレミアムDX Lady

「終身医療保険 プレミアム DX 」は、40代の男性におすすめの終身型医療保険

特約の種類が充実しており、必要に応じて保障を手厚くできる点が魅力です。

例えば、がんへの保障を手厚くしたい場合、以下の特約をつけましょう。

特約 保障内容
3大疾病
診断給付金
特約
初めてがんと診断されたら、
50万円もしくは100万円の
給付金を一括で受け取れる
3大疾病
保険料払込
免除特約
初めてがんと診断されたら、
以降の保険料の払込が免除される
(保障は一生涯継続される)

その他、以下の特約を追加すると、七大疾病(がんや脳卒中、糖尿病など)やストレス性疾病の治療で長期間入院した場合、入院給付金の支払い限度日数を無期限に延長できます。

  • 7大疾病延長入院特約
  • ストレス性疾病延長入院特約

ここで、先ほどお話しした月額の保険料ですが、最低限のプランの場合、平均保険料は3,000円程度に抑えられます。

しかし、特約を追加するごとに月々の平均保険料は値上がりします。

貯蓄や家計の状況を把握し、月額いくらまでなら保険料を支払えるか確認したうえで、必要な特約を追加してくださいね。

公式サイトでは、特約を付加した場合の保険料などもシミュレーションできるので、ぜひ公式サイトを訪れてご自身の保険料を確認してみてください。

終身医療保険 プレミアム DX

40代女性なら「終身医療保険 プレミアム DX Lady」

40代の女性なら「終身医療保険プレミアム DX Lady」へ加入しましょう。

基本的な部分は上で紹介した「終身医療保険 プレミアム DX」と同じですが、こちらは女性特有の疾病で入院した際に上乗せの保障を得られます。

先に解説したとおり、40代では乳がんなどの女性特有の疾病の発症リスクが高いので、40代女性の方はこれらに特別に備えられる「終身医療保険 プレミアム DX Lady」のほうを選びましょう。

終身医療保険 プレミアム DX Lady

まとめ

まとめ

40代にとって医療保険とは、男性・女性や独身・既婚に関わらず必要不可欠なものです。

教育費や住宅ローンなど、出費が多い40代。

そんな40代の方が病気になってしまうと、家計へのダメージは絶大です。

40代で医療保険に未加入の方は、今すぐ検討を始めましょう

また若い頃に医療保険に加入した40代の方も、今一度保障内容を見直して下さい。

そして、ご紹介した医療保険の選び方やおすすめ商品を参考に、ぴったりの医療保険に加入してくださいね。

また、RAKUYAでは無料相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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