無料オンライン保険相談はおすすめできる?メリットやデメリットについて

オンライン相談のメリットデメリットは?無料で最適な保険を探せるサービス

保険相談

保険の見直しや新規加入について不安や悩み事があるとき、利用すべきなのが「無料保険相談窓口」です。

これまで、ショッピングモールなどに入っている店舗型窓口や相談員が直接自宅に来てくれる訪問型の相談方法が主流でした。

しかし、インターネットが普及した現在ではzoomやGoogle meetなどの会議ツールを利用した「オンライン相談」への注目が高まっています。

保険のオンライン相談では、PCやスマホ一台あれば好きな場所・好きな時間に保険について考えることができるため、大変利便性の高い相談方法です。

本記事では、今注目度の高い「オンライン保険相談」について、その特徴やメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

高橋朋成

年金アドバイザー / EQプロファイラー / 2級ファイナンシャルプランニング技能士

この記事の監修担当者:株式会社クロックアップ 代表取締役 高橋朋成

20年以上にわたり外資系生保や損保系生保などで、販売現場での営業スタッフの採用や実践を活かした生保販売や育成手法に携わった経験を損保代理店向けに特化してアレンジし2013年に株式会社クロックアップを設立。

業務内容は損保代理店の
専属コンシェルジュとして
① 保険営業職の人材紹介、マッチングサポート
② 損保営業マン向け生保クロスセル研修
③ 代理店M&Aマッチングサポート等
を行っている。

オンライン保険相談とは

オンライン保険相談とは

オンライン保険相談とは、インターネットに接続されているPCやスマホを利用して、オンライン上で保険相談することができるサービスのこと。

従来の店舗型や訪問型の保険相談とは異なり、PCやスマホを使ってファイナンシャルプランナー(FP)やアドバイザーに相談できるのが特徴です。

zoomやGoogle meetなどの会議ツールを活用した相談方法であり、いつでもどこでも手軽に利用することが可能なため、仕事や子育て中で忙しい方でも利用しやすいでしょう。

ただし、保険契約には対面での手続きが必要な場合もありますので、全てをオンライン上で完結できるわけではないことに注意してください。

オンライン保険相談のメリット

オンライン保険相談のメリット

オンライン保険相談には以下のようなメリットがあります。

  • 移動の手間や訪問の際の気遣いが不要
  • スマホ一台で相談可能
  • 提案資料や保険商品のパンフレットが画面共有で見れる

移動の手間や訪問の際の気遣いが不要

オンライン保険相談の最大のメリットは、店舗への移動の手間や訪問相談の際の気遣いが不要な点です。

店舗での相談を行う場合、保険契約を前提とした保険相談は、通常複数回に分けてヒアリング・提案を行うため、何度も店舗に足を運ばなければならない他、その都度交通費が必要となります。

訪問型では、他人を自宅に招き入れる必要があるため、部屋の掃除やお茶などを用意しなければなりません。

その点、オンライン相談を利用することで、店舗に移動する手間を省けるほか、小さなお子様がいる方でも自宅で面倒を見ながら保険相談をすることができますね。

スマホ一台で相談可能

何度かお伝えしている通り、オンライン保険相談はインターネットに接続されたデバイスがあれば簡単に利用することができます。

相談にはzoomやGoogle meetなどの会議ツールを使用しますが、これらのツールであればアプリなどのインストールが不要です。

予約した無料相談サービスから送られてくるURL(リンク)をクリックするだけで担当者とのオンライン相談に参加することができます。

提案資料や保険商品のパンフレットが画面共有で見れる

対面での相談と同様に、提案資料やパンフレットを画面共有で見ながら相談できる点もメリットと言えます。

オンライン保険相談では、画面で資料を見つつ、音声でファイナンシャルプランナー(FP)の詳しい説明を聞くことができるため、通常の相談と変わりありません。

相談中に「見にくい」「どこを指しているのか分からない」といった要望があれば、正直に伝えてみてください。担当者が資料を拡大したり、マーカーで色付けたりしてくれるため、見えやすく操作してくれるでしょう。

なるべく大きい画面で資料を見たいという方は、パソコンからの参加をおすすめします。

オンライン保険相談のデメリット

オンライン保険相談のデメリット

オンライン保険相談には以下のようなデメリットがあります。

  • インターネット環境が悪いと相談がスムーズに行えない
  • 保険の申し込みはオンライン上でできない場合もある

インターネット環境が悪いと相談がスムーズに行えない

オンライン保険相談はインターネット環境が整っていることを前提にしたサービスのため、電波状況が悪いと、画面が固まってしまったり、音声が途切れてしまいます。

せっかく移動の手間がないオンライン相談を利用しているのに、スムーズに進まないことがストレスとなってしまいますよね。

スムーズに相談を進めるためには、事前にインターネット環境を確認する他、使用するデバイスの設定を確認しましょう。

以下にチェック項目を挙げましたので、オンライン相談を利用する際はぜひ活用してください。

事前にチェック!

  • オンライン相談への参加方法・ツール
  • PC・スマホの電波のアンテナ表示がMAXになっているか
  • 使用する端末にマイクが付いているか
  • カメラが正常に作動するかどうか
  • 画角の確認(背景の映る範囲を確認)

なお、オンライン相談時は端末のバッテリー消費が早いことが考えられるため、充電しながら相談すると良いです。

保険の申し込みはオンライン上でできない場合もある

保険相談がオンラインでできても、保険契約の際には対面での手続きが必要なケースもあります。

これは、保険契約に関して保障内容や重要事項についてきちんと説明しなければならないためです。

契約内容がよく分からないまま手続きをしてしまうと、「給付金を受け取れると思っていたが、保障対象外だった」「付ける予定だった特約が付帯していなかった」などの事態を招きかねません。

契約者が保険商品に付いて正しく理解するとともに、意向に沿ったプランかどうかを最終確認する意味でも、対面で手続きを行います。

一方、近年展開されている「ネット保険」では、相談から申し込みまでオンライン上で完結することができます。

ネット保険は対面販売されている保険よりも保障内容がシンプルで、その範囲が限定されていることに注意しましょう。

よくある質問について

よくある質問について

ここからは、よくある質問についてお答えします。

オンライン相談当日に準備するものは?

オンライン相談を受ける際には、以下のものを用意しましょう。

用意するもの

  • 保険証券(すでに加入している保険がある場合)
  • 給与明細
  • 家計の収支がわかるもの
  • (あれば)健康診断の結果

保険相談で加入したい保険が見つかった時は、契約手続きのために印鑑や身分証明書、保険料支払いのための口座情報・クレジットカード情報を準備する必要があります。

保険相談はなぜ無料なの?

無料保険相談を行なっている窓口は、提携している保険会社から販売手数料を受け取っています。

そのため、相談者に対して金銭を要求することなくサービスを提供することができるのです。

ただ、販売手数料と聞くと「保険料に上乗せされて私たちが多く支払うの?」と不安に思う方もいるかもしれません。

この販売手数料は、保険会社が相談窓口に対して成果報酬として支払うため、契約者が余分に料金を支払うということは決してないです。

安心して無料保険相談窓口を利用してくださいね。

チャットや電話相談はおすすめできる?

結論から申し上げますと、チャットや電話での相談はおすすめできません。

なぜかというと、チャットベースでの相談は入力に手間がかかり、時には保障内容の細かいニュアンスが伝わりにくいことがあるからです。

電話での相談は資料やパンフレットの共有が難しく、特に保険プランを比較する際には不便と感じてしまうでしょう。

このようなことから、時間や場所の制約がなく、スムーズに保険相談をしたいという方はオンライン相談を検討すると良いです。

チャットや電話での相談は、ちょっとした疑問に答えてほしい、保険の専門用語について教えてほしいといった疑問解消のために使うのが賢明といえます。

次の記事ではおすすめのオンライン相談サービスをご紹介

オンライン保険相談は場所や時間についての制約がなく、利便性の高いサービスです。

保険契約の際には対面での手続きが必要なケースもありますが、契約の際には担当者が近くまで来てくれる相談窓口もあります。

新規契約を前提に相談をしたいという方は訪問型の相談にも対応しているところを選ぶと良いでしょう。

次の記事では、おすすめのオンライン相談サービスをご紹介しています。

対応している相談形式やおすすめポイントについて解説していますので、ぜひご覧ください。

 

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