生命保険(死亡保険)
30代におすすめの生命保険(死亡保険)は?選び方や平均月額をプロが解説

30代におすすめの生命保険はどれ?

30代におすすめの生命保険(死亡保険)は?選び方や平均月額をプロが解説

30代を迎え、生命保険が必要なのではないかと考えるものの、「自分に合う生命保険はどんな商品だろうか」と悩んでいませんか?

本記事では、30代の生命保険加入率平均保険料を解説した上で、30代にぴったりな生命保険の選び方をご紹介します。また、独身や既婚、子供の有無といった軸からそれぞれの状況に合うおすすめの生命保険もお伝えしますので、本記事を読むことで適切な生命保険に加入することができます。

なお、本記事では死亡保障(保険)のことを生命保険と記載し、解説します。

30代で生命保険への加入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしながらご自分に合う保障を探してみましょう。

高橋朋成

年金アドバイザー / EQプロファイラー / 2級ファイナンシャルプランニング技能士

この記事の監修担当者:株式会社クロックアップ 代表取締役 高橋朋成

20年以上にわたり外資系生保や損保系生保などで、販売現場での営業スタッフの採用や実践を活かした生保販売や育成手法に携わった経験を損保代理店向けに特化してアレンジし2013年に株式会社クロックアップを設立。

業務内容は損保代理店の
専属コンシェルジュとして
① 保険営業職の人材紹介、マッチングサポート
② 損保営業マン向け生保クロスセル研修
③ 代理店M&Aマッチングサポート等
を行っている。

30代におすすめの生命保険(死亡保険)3選!

色々と解説を始める前に、まず最初に示しておくと、数ある生命保険の中でも、30代におすすめの生命保険は以下の3つです。

  • ライフネット生命「かぞくへの保険」
  • チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」
  • オリックス生命「終身保険RISE」

ライフネット生命「かぞくへの保険」は、ネット申し込みのみの取扱いで加入時の負担が軽く、手頃な保険料が人気です。家族が増えるタイミングを迎えることの多い30代には最適な保険です。

禁煙者で、かつ血圧等が所定の基準を満たす場合は保険料がさらに安くなるのがチューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」です。掛け捨てで見直しがしやすいというメリットがあります。

独身の場合は、オリックス生命「終身保険RISE」に早めに加入しておくことで以後は保険料が変わらず、一生涯の保障を確保できます。

それでは、なぜこれらの生命保険がおすすめなのか、以降で順序立てて解説していきましょう。

そもそもどれくらい必要?各種データを分析

誰しも一度は生命保険の加入について考え、あなたが一家の大黒柱であったり、結婚や出産を控えている場合ならなおさら気になることでしょう。

しかし、「本当に30代で生命保険が必要なのか」と疑問に感じたり、必要性の高さがわからないといったケースも多く、加入を躊躇してしまうケースも少なくありません。

そこで、ここでは30代の生命保険加入率と平均保険料を解説し、生命保険がどの程度必要なのかを改めて確認しましょう。

30代の生命保険加入率

生命保険文化センターが実施した2021年度の「生命保険に関する全国実態調査」によると、個人年金を含む生命保険の加入率は、世帯主の年齢が30~39歳の場合、約90%と非常に高いのが特徴です。

なお、生命保険への世帯加入率は近年徐々に上昇しており、2021年の調査では全生保で89.8%、かんぽ生命などを除く民間生保への加入率は80.3%と、3年前の同様の調査よりもいずれも1%以上増加しています。

30代は男性、女性を問わず結婚や出産、マイホームの購入といったライフイベントを迎えるケースが多い年代であり、それに伴って死亡時の保障となる生命保険に加入する人が多いことがわかります。

ちなみに、30代の方の医療保険への加入率は全体で約72%です。医療保険についての30代の男女別の加入率など、詳細なデータは別記事:30代に医療保険は必要?加入すべき3つの理由と平均月額やおすすめを紹介!にて紹介しています。

30代の平均保険料(平均月額)

30代は実に90%近い人が生命保険に加入していますが、どの程度の保険料負担が発生しているのでしょうか。先述の生命保険文化センターの調査結果によると、世帯主の年齢が30~34歳の年間払込保険料は26.2万円、35~39歳は38.2万円となっています。いずれも月額に換算すると2万円以上支払っていることになります。

なお、この保険料には個人年金保険料といった積立商品や貯蓄性商品に支払っている保険料も含まれているため、死亡に備える生命保険の保険料だけではないという点には注意が必要です。

ただ、個人年金などへの保険料を考慮したとしても、月に数千円程度は生命保険に支払っていると考えられ、保険期間や保障内容によってはさらに高額な保険料を負担している場合もあるでしょう。

30代の生命保険への加入率や支払い保険料の金額を参考にしながら、まずは生命保険に加入する必要性を改めて確認しましょう。

30代にふさわしい生命保険の選び方は?

30代といっても、結婚しているかどうかや子どもの有無に応じて必要な保障は異なります。また、必要保障額も人それぞれです。

ここでは30代にふさわしい生命保険の選び方として、子どもがいる場合、既婚の場合、独身の場合の3パターンに分けてそれぞれ解説します。

それぞれのリスクの大きさに着目しながら読み進めてください。

生命保険の選び方についての大まかな考え方は、別記事:生命保険(死亡保険)の正しい選び方を解説!目的を整理して正しく選ぼうにて解説してあります。加入する目的の整理などができるので、気になる方はぜひご覧ください。

子どもがいる場合

子どもがいる場合は、万が一の際に遺族が生活に困ることがないよう、しっかりとした保障が必要です。必要保障額は子どもの年齢や人数に応じて算出されますが、一般的には3,000万円以上を備えておく必要があります

数千万円単位のまとまった保障額を準備する際は、保険料が割安な定期保険や収入保障保険に加入することで、保険料の負担をできる限り抑えることができます。

また、特に一家の大黒柱として働く人の場合は生命保険と併せて、病気やケガによる入院・手術にも備える必要があるため、医療保険も検討すると良いでしょう。

既婚の場合

子どもがいない夫婦の場合は、残された配偶者のその後の生活を考慮し、小さいながらもある程度の保障額を確保する必要があります。既婚者の中には「生命保険への加入は子どもが生まれてからで良い」と考える人がいますが、子どもがいなくても生命保険への加入は必要です

30代の既婚男性・女性が生命保険で備えるべき金額は、それぞれの年収やライフスタイルを考慮した上で決めましょう。1,500万円~3,000万円ほどを準備する人もおり、保障額は夫婦で相談しておくと安心です。

独身の場合

生命保険は、残された家族の生活を支えるものという印象を抱くため、「独身なら生命保険は不要」と考える人が少なくありません。しかし、万が一の際に親や親族に金銭的な迷惑をかけることを避けるためにも、自身の葬儀費用程度は保険で準備しておくと良いでしょう。

一般的な葬儀費用は約300万円とも言われており、30代といえども貯蓄がまだまだ少ないという人もたくさんいます。生命保険は、毎月わずかな保険料で数百万円単位のまとまった保障額が確保できるという特徴があります。

なお、数百万円単位の保障の場合は、保険期間が一生涯の終身保険を利用して保障を確保することも検討すると良いでしょう。終身保険は定期保険に比べて保険料が高いことがある一方、貯蓄性が期待できるため、早期に加入することでより高い返戻率の終身保険を確保できます。

独身の生命保険加入について、さらに詳しい解説は別記事:独身で生命保険(死亡保険)はいらない?FPが解説する保険加入の意味をご覧ください。

女性が気を付けたいポイントは?

「妻は専業主婦だから生命保険は不要」「女性だから生命保険で準備する金額も少額で大丈夫だろう」などと考えていませんか?

たとえ専業主婦であっても生命保険は必要です。葬儀代としての準備のほかに、例えば生前、妻が担っていた育児や家事を外部サービスや他者に依頼する場合には費用がかかります。

また、シングルマザーは一家の大黒柱として家族の生活を支える立場です。そのため、生命保険でしっかりとした金額を確保する必要性が非常に高いと言われています。

女性は必要保障額を過少に見積もる傾向があるため、死亡した場合にかかる費用を考えながら生命保険に加入しましょう。

【再掲】30代におすすめの生命保険を紹介

30代にふさわしい生命保険の選び方を確認した上で、ここでは改めて30代向けの生命保険をご紹介します。

ライフネット生命「かぞくへの保険」

ネットでの申し込みに限定されており、申し込み時の負担をできるだけ軽くした生命保険です。掛け捨てタイプのため、割安な保険料で大きな保障を確保できるため子どもがいる30代に最適です。

特約と呼ばれるオプションがなく、保険金額と保険期間を設定するだけのシンプルな商品のため、わかりやすさにも定評があります。更に詳しい説明は、ぜひ公式サイト内でご確認ください。

ライフネット生命「かぞくへの保険」

チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」

加入者の健康状態に合わせて「死亡リスク」を細分化し、リスクに応じて保険料が割引されるため、できるだけ保険への支出を減らしたいといったニーズを持つ人におすすめです。死亡保障に特化しているため、専業主婦やシングルマザーなど女性でも気軽に加入できる商品です。

また、余命6ヶ月以内と診断された場合は、保険金の一部もしくは全部を受け取ることができるリビング・ニーズ特約が付加されており、生前に受け取った保険金を治療に充てることが可能です。

その他、保険料のシミュレーションなどは公式サイト内でご確認ください。

チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」

オリックス生命「終身保険RISE」

オリックス生命「終身保険RISE」は死亡保障が一生涯続き、保険金額や保険料払込期間をニーズに合わせて設定できるため、これから結婚やマイホームの購入を控える30代の独身層にぴったりです。

保険金額は少額の200万円から100万円単位で設定でき、最低限の葬儀代を確保することが可能です。解約返戻金があるため貯蓄性が高く、「掛け捨ての保険に抵抗がある」といったケースでも、安心して加入できる点が大きな特徴です。

オリックス生命「終身保険RISE」

まとめ

今回は30代におすすめの生命保険について、必要性や選び方を交えて解説しました。30代はライフイベントを迎えることが多く、ライフスタイルが一変して支出も膨らむ年代です。

しっかりとした死亡保障を確保することで、遺族のその後の生活を守ることができます。家族状況などに応じて必要な保障額を算出し、現状に合う生命保険を選んでみてください。