住宅ローンや教育費など、40代は出費が大きく膨らむ年代です。そのため、万が一のことがあった場合に必要なお金は非常に大きく、もしもの際の備えはしっかりと準備しておかなければなりません。
そこで今回は40代におすすめの生命保険をランキング形式で5つご紹介します。
また、加入時のポイントや選び方についても男女別に解説しますので、この記事を参考にしながら自分に最適な生命保険を選んでみてください。
40代におすすめの生命保険ランキングBEST5
40代を迎えると体調に変化が生じたり、親の介護を経験することもあるでしょう。そのため、40代は万が一の際の備えの重要性を強く意識する年代であるとも言われています。
生命保険を活用することで死亡保障を確保することができる一方で、「どの生命保険が良いのかわからない」「商品ごとの違いはあるの?」といった悩みを抱え、加入に踏み切れない人も少なくありません。
そこで40代におすすめの生命保険をランキング形式で5つご紹介します。それぞれの保険の特徴を理解しながら詳細を確認しましょう。
1.チューリッヒ生命:定期保険プレミアムDX
体の不調を感じることが増える40代であっても、普段から健康を意識した生活を送っている人もたくさんいます。
チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」は非喫煙者で健康な人が保険料の割引があり、健康に自信がある人はよりお得に死亡保障を確保できます。
保険金額や保険期間も広い範囲から設定が可能で、自分に合う保障を組める点も大きなメリットといえます。
2.オリックス生命:終身保険RISE
一生涯の死亡保障を早めに準備しておきたい人にはオリックス生命「終身保険RISE」がおすすめです。保険料水準もお手頃で、24時間の電話健康相談サービスやカウンセリングサービスといった付随サービスが充実しています。
なお、保険金額は200万円から設定でき、葬儀代を準備するために最低限の生命保険に加入しておきたいという人に最適です。
3.ライフネット生命:かぞくへの保険
ライフネット生命「かぞくへの保険」はインターネットでの申し込みが可能です。そのため、「忙しくて保険の相談に行けない」「できるだけ手軽に申し込みたい」と考える40代にはぴったりな生命保険です。
また、各種特約がないのもこの保険の大きな特徴です。保険金額と保障期間を選ぶだけのシンプルな商品設計で、初めて生命保険に加入する人におすすめの生命保険といえるでしょう。
4.SBI生命:クリック定期!Neo
各種ローンや教育費の負担が大きい40代こそ、「できるだけ保険料負担を抑えたい」と考えていませんか?そんな人はSBI生命「クリック定期!Neo」への加入をぜひ検討しましょう。
申込方法をインターネットに限定し、さらに解約返戻金をなくすことで業界最安水準の保険料を実現し、保険金額は最大1億円まで設定が可能となっています。
さらに、新しい家族のかたちや社会の現状を反映し、受取人に同性パートナーの指定が可能となっている画期的な生命保険です。
5.楽天生命:楽天生命スーパー終身保険
楽天生命が提供する「楽天生命スーパー終身保険」は、死亡保障を確保すると同時に楽天ポイントを賢くゲットできるお得な保険です。
例として、申し込み時に楽天IDを連携したり、保険料の支払いを楽天カードに指定することで、保険料の1%に相当する楽天ポイントがそれぞれ付与されます。
生命保険に加入しながらお得に楽天ポイントを貯められる楽天生命スーパー終身保険は、普段から楽天グループのサービスを利用しているという人にとっての加入メリットは非常に大きいといえます。また、これまで楽天の各種サービスを利用したことがないという人でも、楽天ポイントを貯めることで暮らしのさまざまな場面で役立てることができます。
40代にふさわしい生命保険の選び方を徹底解説
40代は、子供が学齢期を迎えて学費としての支出が増える年代であり、さらに加齢に伴って体の不調を感じ始める年代でもあります。
仕事や家庭での責任が大きい40代こそ、万が一の際の備えは生命保険でしっかりと準備しておきたいものです。
このときに大切なのが生命保険の選び方。
そこでここでは40代の男性・女性の生命保険の選び方についてそれぞれ解説します。
【男性向け】保険金額の設定がポイント
先述の通り、家庭を持っている40代は子供が高校・大学に進学するタイミングを迎えることも多く、教育費としての支出が大きくなります。
この時期に万が一のことがあると、遺族のその後の生活や子供の進学先に大きな影響を与えかねません。
そこで40代の男性は、「どれくらいの保険金額を設定するのか」という点が生命保険選びのポイントです。
子供がいる既婚男性の場合は、最低でも死亡保障として約2,500~3,000万円は確保しておきたいもの。
なお、保険金額は子供の人数や収入などによって大きく異なるため、慎重に算出しましょう。40代の中には、「独身だから生命保険は不要」と考える人がいるかもしれません。
しかし、独身であっても万が一の際を考えると、親や兄弟に金銭的な負担をかけることになることを考慮すると、葬儀代など最低限の保障は確保しておくことが大切です。
ただし、死亡保障額の全額を終身型で加入すると保険料の負担が重くなります。
そのため、例えば数百万円程度は終身型で加入し、子供の独立までの期間は定期型商品で保障を上乗せするなど工夫すると良いでしょう。
【女性向け】がん保障も検討しよう
一方、40代の女性は「どのような保障内容にするか」という点が保険選びの際の重要なポイントです。
女性は男性よりも平均寿命が長く、40代の女性はいわば人生の折り返し地点を迎えるともいえるでしょう。健康にはまだまだ自信があるという人は多いものの、ホルモンバランスの変化に伴って心身に大きな変化が生じ始める年代です。
更年期を迎えて、体の調子が悪くなったり、子宮がんや乳がんなど女性特有のがんを発症しやすくなるのが40代女性の特徴です。
そのため、40代の女性が生命保険を選ぶ際には、死亡保障だけでなくがん保障も同時に検討し、治療費や収入の減少への備えも一緒に確保しておくことを考慮することが重要です。
その際には、40代の生命保険加入率をはじめとする各種データを参考にしながら、自分に合う保険を探してみましょう。
知っておきたい40代の生命保険に関するデータ
生命保険は大切だと感じながらも、加入を先送りにしている40代も多いのではないでしょうか。
しかし、生命保険は遺族のその後の生活を守る非常に大切な保険であり、40代の加入率は非常に高くなっています。
ここでは加入率をはじめ、各種のデータをみながら40代の生命保険加入の実態を解説します。
加入率はどれくらい?
2021年の生命保険文化センターの調査によると、40代の生命保険加入率は93%を超えています。このデータは世帯主の年齢を基準にしているものの、多くの40代が生命保険の必要性を感じていることがわかります。
40代は各種ローンや教育費を原因とした支出が大きく膨らむ年代であり、万が一のことを考えると生命保険に加入することは非常に重要だと改めて確認しましょう。
平均保険金額はいくら?
生命保険でどの程度の保障を確保するかは人によって異なります。同じ40代であっても、家族が多いほうが保険金額も高額になる傾向があり、40代の死亡保険金額は約2,800万円です。
保険金額は年収や家族状況から算出する必要があり、「とりあえず約3,000万円の保障額にしよう」などと安易に考えることは避けましょう。
平均保険金額はあくまでも年代の平均として参考にし、必要に応じて保険会社の担当者などに相談すると良いでしょう。
平均保険料はいくら?
生命保険に加入することでしっかりとした保障を準備することができる一方で、少なからず保険料負担が発生します。40代の平均保険料は年間約36万円であり、月額に換算すると約3万円です。
ただしこの結果は個人年金保険など全ての保険を含む保険料であるため、生命保険への支出は数千円~1万円前後と考えると良いでしょう。
加入時に確認したいポイントは3つ!
いざ生命保険を選ぼうとしても、商品が多すぎてどれを選べば良いのかわからないと感じていませんか?
生命保険は専門用語が多いため、加入時には保障額・保険期間・保険料の3つのポイントを確認することで自分にぴったりな保険を選ぶことができます。
①保障額
生命保険に加入している人の中には、「担当者に勧められたから」といった安易な理由で、必要以上に高額な保障額を設定しているケースがあります。
例えば独身の人と既婚者では、万が一の場合に必要となるお金には大きな差があります。独身であるにも関わらず、3,000万円を超えるような金額の生命保険は不要である場合が多く、死亡保障が過剰に設定されている可能性がありますので先述の平均保険金額を参考にしながら確認すると良いでしょう。
なお、結婚や出産は保険の見直す絶好のタイミングといえます。生命保険の保障額は世帯人数や収入に応じて変化するものであり、40代は早ければ子供が独立を迎えることも考えられます。
そのため、40代の生命保険選びの際には加入してから数年~10年先のライフイベントなどを見据えて保障額を設定すると良いでしょう。
②保険期間
生命保険を選ぶ際のポイントの2つ目として、保障期間があります。40代は退職後のセカンドライフについて徐々に考え始める時期であり、老後の死亡保障を視野に入れた保険期間を設定することがおすすめです。
例として、死亡保障の一部を終身型で加入することで死亡保険金を葬儀代として充当できるでしょう。また、40代が生命保険の保険期間を決める際には、健康状態が原因で生命保険を見直すことができないリスクについても考慮しなければなりません。
保険料が安いという理由で定期型に加入したものの、見直し時点の健康状態が悪く新たな生命保険に加入できない場合、定期型の保障が切れる60歳や80歳以降は無保険となってしまいます。
生命保険による死亡保障が全くないという事態を避けるためにも、保険期間は終身を選択するのもおすすめです。
③保険料
保障額と保険期間と同様に、保険料も必ず確認したいポイントです。生命保険に加入すると、毎月の保険料の負担が発生します。
40代は子供の教育費や住宅ローンの負担が一番大きく、生命保険の保険料が家計の大きな負担となっていないか確認することが大切です。
保険料の支払いが厳しい場合は、保障額を減額することで保険料も下がります。また、月払いではなく年払いにすることで保険料をいくらか割り引いてくれる保険会社もありますので、支払い方法についても予め相談しましょう。
あなたに合わせたおすすめのプランをご提案いたします
今回は40代におすすめの生命保険についてランキング形式でご紹介し、生命保険選びの際のポイントなども併せて解説しました。
生命保険は万が一の際に残された家族の生活を守る大切な保険ですが、「自分にはどの商品が最適なのかわからない」「どれくらいの保障額にすればいいの?」などと、保険選びに迷う人が少なくありません。
そんな方は、保険のぷろサービスをぜひご活用ください。
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