事故や病気が原因で介護状態に該当すると多額の費用が必要です。そのため、最近では民間の介護保険への加入を検討する人も増えています。
中でもアフラック(Aflac)の介護保険は、65歳以降のプラン設計が多彩と評判です。
そこで本記事では介護保障を確保しつつ、将来の保障もしっかりと確保したいという人におすすめのアフラックの介護保険「スーパー介護年金プランVタイプ」について解説します。
自分自身や家族の介護が心配な方は、介護への備えを早期に確保することで経済的な負担を軽くできるため、商品内容を確認の上、アフラックの介護保険への加入を検討しましょう。
アフラックの介護保険|スーパー介護年金プランVタイプ
40歳以上は公的介護保険に加入していますが、40歳~64歳は特定疾病が原因の介護状態の時しか介護サービスを利用できません。
また、40歳未満は公的介護保険の対象外のため、介護への備えは自分自身で準備する必要があります。
民間の保険会社から多くの介護保険が販売されており、加入時には「どの商品が良いのか」と悩む方も少なくないのが実情です。
今回ご紹介するアフラックの介護保険「スーパー介護年金プランVタイプ」は、将来のニーズに合う保障を選べるという点が特徴です。
まずはスーパー介護年金プランVタイプの保障内容を以下で解説します。
保障内容
下記の表からも分かる通り、アフラックの介護保険は介護だけでなく高度障害も保障の対象です。
また契約可能年齢は18歳~70歳と幅広く、介護の保障を確保したい若年層や、シニアとして生活を送る中で介護への不安を感じた方でも加入できるのがポイントです。
保障期間 | 終身(ただし所定の高度障害は65歳まで) |
---|---|
支払い要件 | 所定の認知症による要介護状態が3ヶ月以上継続した場合もしくは所定の寝たきりによる要介護状態が半年以上継続した場合 |
保障金額 | 【死亡時】死亡時までの経過年数から換算した死亡保険金 【認知症または寝たきりによる所定の要介護状態】・介護一時金:60万円・介護年金:年額60万円×最長10年 【所定の高度障害】高度障害一時金:60万円・高度障害年金:年額60万円×最長65歳 |
契約可能年齢 | 18歳~70歳 |
保険料支払い方法 | 口座振替・クレジットカード |
保険料支払い期間 | 60歳・65歳・70歳・75歳・終身から選択 |
保険料をシュミレーション!他社と比較して高い?安い?
アフラックは医療保険やがん保険が有名ですが、スーパー介護年金プランVタイプに加入することでしっかりとした介護への備えも確保できます。
スーパー介護年金プランVタイプの基準介護年金年額60万円コースの場合の保険料例は以下の通り。
契約日の満年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 3,420円 | 4,272円 |
25歳 | 3,780円 | 4,740円 |
30歳 | 4,224円 | 5,304円 |
35歳 | 4,776円 | 5,994円 |
40歳 | 5,478円 | 6,870円 |
45歳 | 6,384円 | 7,986円 |
50歳 | 7,554円 | 9,468円 |
55歳 | 9,126円 | 11,484円 |
60歳 | 11,298円 | 14,412円 |
(引用元:Aflac「スーパー介護年金プランVタイプ 特長・保険料例」)
民間の介護保険は、日本生命や住友生命など数多くの保険会社から販売されています。他社と比べて、アフラックの介護保険は比較的割安な保険料で契約できるため、「最低限の介護保障を確保したい」といった場合におすすめです。
アフラックの介護保険の特徴は?
アフラックの介護保険は、先述のように加入対象年齢も幅広く、各世代で必要な介護保障をしっかりと確保できます。
特に、介護だけでなく高度障害にも対応している点と、65歳到達時点で将来必要な保障を選ぶことができる点が大きな特徴です。
以下でそれぞれの特徴を詳しく解説します。
高度障害にも対応
一般的な介護保険は、所定の介護状態に該当した場合に給付金を受け取ることができます。アフラックの介護保険は、痴呆(認知症)または寝たきりによる所定の要介護状態になった場合に加え、所定の高度障害状態に該当した場合も保障の対象です。
年齢を問わず、事故や病気で高度障害状態に陥るリスクを考えると、非常に手厚い保障と言えます。
所定の高度障害状態になった場合は、高度障害一時金もしくは高度障害年金が支払われます。
それぞれの給付金は、保障開始後の病気やケガを原因として、65歳の契約応当日の前日までに所定の高度障害状態に該当し、その状態が6ヶ月以上継続しているときに支払われると規定されています。
なお、高度障害一時金と高度障害年金は重複して支払われず、保障は65歳までである点には注意が必要です。
65歳時に選べる4つのプラン
先述のように介護保障と高度障害保障は65歳までとなっており、65歳に到達した時点でその後の保障を自由にアレンジできるのが、アフラックの介護保険のもう1つの特徴です。
65歳以降の保障は以下の4つから選択でき、引き続き介護への備えを確保するタイプと、年金を軸とした生活に備えるタイプの2種類に大別できます。
①【介護に備える】介護保障プラン
65歳まで確保していた介護年金の保障を継続したい場合は介護保障プランがおすすめです。
認知症もしくは寝たきりによる所定の要介護状態になった場合に介護一時金か介護年金を受け取ることができます。
②【介護に備える】公的介護保険制度連動年金プラン
65歳以降は公的介護保険の第一号被保険者に該当します。
加齢に伴い、公的介護保険の要介護や要支援認定を受けることも想定されるため、給付金の受け取り要件を公的介護保険制度と連動させるプランを選択することも可能です。
③【生活に備える】確定年金プラン
現行の年金制度では、原則65歳から年金の受け取りが可能です。
65歳まではアフラックで介護への備えを確保し、以後は公的年金にプラスする形で確定年金を受け取りたいという人は確定年金プランがおすすめです。
④【生活に備える】一時金受取プラン
65歳の契約応当日前日に解約すると、65歳の時点で介護保障プランの死亡保険金額を上限として一時金を受け取ることができます。
65歳の時点である程度まとまった金額のお金を手に入れたいという人には最適なプランです。
なお、一時金受取プランの場合は解約を前提としており、以後の保障は消滅してしまうため気を付けましょう。
アフラックの介護保険のデメリット
高度障害への備えも確保しつつ、65歳以降はライフプランに合う保障を確保できるアフラックの介護保険ですが、加入前にはデメリットも確認しておく必要があります。
要介護状態の条件が他社よりも厳しい
介護保険は、「どのような状態に該当すれば給付金を受け取ることができるのか」という点を必ず確認しなければなりません。
他社の介護保険では、公的介護保険制度の要介護2以上を給付金の受け取り条件としている商品もある中で、アフラックの介護保険は要介護5に相当する状態が継続していなければ給付金を受け取ることができません。
加入前に受け取り条件を確認の上、契約しましょう。
介護年金の給付期間は10年
他社の介護保険であれば、介護状態に該当すると介護年金を一生涯受け取ることができるという商品も珍しくありません。
一方のアフラックの介護保険は給付期間が10年です。
仮に30代で介護状態に該当した場合、その後10年間のみ介護年金が給付されると考えると少々保障が手薄だと感じることがあるかもしれません。
その分、保険料は割安ですので、「最低限の介護保障が欲しい」という場合には最適と言えます。
どんな人におすすめ?
加入当時は介護保障を重視していたものの、セカンドライフを迎える年齢になると、必要な保障の種類が変わることも考えられるため、保障内容を変更したいと思うことがあるかもしれません。
そのため、若いうちは介護への備えを確保しつつ、老後の保障の自在性や柔軟性を確保したいという方にアフラックの介護保険はぴったりと言えます。
なお、アフラックの介護保険への加入を検討している場合や商品の詳細事項が知りたいという場合は、相談窓口やオンラインでの問い合わせが可能です。
介護保険を始め、保険商品は専門用語が多く、「わかりづらい」という人もいるでしょう。
アフラックの相談窓口は全国各地にあり、気軽に立ち寄ることができます。
「複数のプランを比べたい」「介護保険に関する情報が知りたい」といった要望にも対応できるため、まずは気軽に相談しましょう。
まとめ
今回はアフラックの介護保険について解説しました。アフラックの介護保険は加入対象年齢が幅広く、割安な保険料で加入可能です。
また、高度障害への備えを確保した上で、65歳時点で以後の保障内容を選ぶことができるため、よりセカンドライフのニーズに合う保障が手に入ります。
給付金の支払い要件等を確認の上、アフラックの介護保険で介護への備えを確保してはいかがでしょうか。
アフラックの介護保険も大変おすすめできる保険商品ではありますが、自身に合った理想の保険商品を探すには他社の商品を比較・検討することが重要です。
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